通常、毛穴では、数ヶ月~5年ほどかけて次のようなサイクルが繰り返されています。 「現在生えている毛」はそのまま放っておいても「毛のメカニズム」によっていずれ自然に抜け落ちていくことがわかります。
世の中に出回っているほとんどの光・レーザー脱毛機は、「いずれ抜け落ちる毛」に対して脱毛処理をしています。しかし、「抜けることが決まった毛」に対して脱毛処理を行うのは、決して効率がいいとはいえませんし、ヤケドやヤケドによる炎症などの危険性や痛みを伴う上、埋もれ毛や色素沈着などのトラブルも起こしやすく美容面でもマイナスです。
従来の脱毛機による脱毛処理方法とは、「毛乳頭及び皮脂腺開口部を破壊する」方法です。一般的に、70~80度近くの熱を一気に発さないと肌深部にある毛乳頭は破壊できないといわれています。しかし多くの場合、毛乳頭に到達する手前で毛が焼き切れてしまいます。(そのために毛がポロポロと抜ける状態が、まるで脱毛の効果のようにみえてしまいますが…)
やっかいなのが、途中で焼き切れてしまった箇所が炎症を起こしているなどの場合です。 炎症などが起きると、その部位は人が持つ自然治癒力によって炎症を治そうとする力が働きます。すると、焼き切れた毛を残したまま、炎症部分が傷を修復しようとするために残った毛が皮ふ内にとどまってしまい、通常なら自然に押し出されて抜けていくはずだった毛が埋もれ毛となる可能性もあるのです。
当社代表の鉄穴(カンナ)が5年間にわたり毛周期と発毛についてのメカニズムを研究し、なんとかトラブルのない、確実な脱毛ができないか?と試行錯誤する中で、ある単純なことに気づきました。それは毛周期と発毛のメカニズムを解析する過程において、毛を作り出すタイミングをとらえ「毛を作りにくくする」ことができないか?ということです。こうして誕生したのが『ハイパースキンカレン』です。